こんにちは!スジナタです。
最近、野菜の価格が高騰していませんか?
猛暑や寒波の影響で、地域によっては寒暖差が激しく、野菜が育ちにくい状況が続いています。
「せっかく育てたのに、気候の影響でダメになってしまった…」
「畑がないけど、自分で野菜を育ててみたい!」
そんな悩みを解決するために、”室内で野菜を育てられる「ぐるぐる自然菜園プランター」”を作ってみました。
さらに、この方法は 「人付き合いが苦手な方」「一人でじっくり楽しみたい方」 にもピッタリです。
「社会に馴染めず、人間関係に疲れてしまった」
「誰にも認められたことがない」
「自分に自信が持てない」
「孤独でも、心穏やかに暮らしたい」
そのような方にとっても、「植物を育てる」という小さな成功体験が、心を癒し、自信につながるきっかけになるかもしれません。
この記事では、
- 気候変動で野菜が育ちにくい
- 家庭菜園がなくても野菜を育てたい
- ベランダが無い賃貸でもプランター栽培を諦めたくない
- 人付き合いが苦手でも、自分のペースで植物を育てたい
という方に向けて、室内でできる自然菜園プランターの作り方をご紹介します!
他にも、こちらで内向的な方・引きこもりの方に向けた記事を書いています👇️

室内でぐるぐる自然菜園プランターを作ってみた

去年、自己理解プログラムを修了して「本当にやりたいこと」を見つけたあとに室内栽培を実践したことを記録に残して見ました。

菜園よりも「室内栽培で良いじゃん」と思った

私は、できるだけ多くの人に自然循環を実感してもらいたいと日頃から考えていました。
まずは、自然栽培を室内でできないかと思考を巡らせていたら、去年通っていた菜園スクールで「長年の研究で自然栽培プランターを開発した」と聞いていたことを思い出して
「これだぁあ!」
と点と点が繋がった感じがして、エネルギーが湧き出てきました。
詳細は次の通りです。
- 何故、室内栽培を始めたのか?
- ぐるぐる自然菜園プランターとは
- 室内で作るメリット
- 室内で作るデメリット
以下で詳しく解説します。
何故、室内栽培を始めたのか?

私の住む地域では冬季に雪が多く降り積もり、積雪が2m以上にも及びます。
当然、農作業はできないので部屋に閉じこもるしかありませんでした。
もしも「室内で出来たら、どんなに雪が多くても影響なく栽培できないかな?」
と感じていました。
そして、しばらく経ったある日。
菜園スクールの講師さんから
「プランターで自然菜園を模した”ぐるぐる自然菜園プランター”を作りました!これで畑が無い人でもベランダで育てられますよ!」
…と仰っていました。
ところが、私は…
「(畑があるから別にいらないかな…)」
と思って全く興味が持てませんでした。
詳しくは、こちらでも解説しています👇️

ぐるぐる自然菜園プランターとは
ぐるぐる自然菜園プランターとは、ベテラン有機農家が長い年月かけて作りあげたかのような
”熟畑”の土壌を多層構造で再現するプランターです。
多層構造のぐるぐる自然菜園プランターの構成は次の通りです。
- ゴロゴロ層:空気と水、微生物の住処がそろった”根っこ活断層”
- 熟畑腐植層:長年積み重なった熟成された腐植の層。根が伸びた先に豊富な栄養が吸える
- 作土層下部(中間層):作土層とゴロゴロ層の中間層で、空気の層がより増える
- 作土層上部:野菜の根が発達でき、細根が最も張る場所
後述する作業手順で詳しく解説します。
以下で室内で作るメリット・デメリットを解説します。
室内で作るメリット

室内で作るメリットは次の通りです。
- 天候の影響を受けずに栽培できる
- 無農薬で野菜を育てられる
- 市民農園や畑でなくても野菜を作れる
- 様々な野菜を栽培できて鮮度バツグン
- 自然循環を室内で体験できて一年中緑を感じられる
ぐるぐる自然菜園プランターは、相性の良い野菜同士を交互にぐるぐると連続栽培することで、永続的に栽培を続けることができます。
詳しくは、以下で解説します👇️
天候の影響を受けずに栽培できる
植物は、天候の影響を受けやすいです。
なぜなら、植物は、日の光と雨水と土の養分で育つからです。
日の出と共に光合成をして栄養を作り、水と一緒に土の養分を吸い上げ成長します。
しかし、夏の高温多湿で弱り、冬の凍てつく風や雪で押し倒され、日中と夜間の冷え込みによる霜が降りて枯れてしまいます。
ですが、室内で育てれば天候の影響はありません。
無農薬で野菜を育てられる
室内で育てると、必然的に虫の発生が抑えられるので無農薬で育てられます。
更に、身体にも野菜にも優しいです。
市民農園や畑でなくても野菜を作れる
市民農園や畑などがない方にも室内で野菜を作れます。
都市部や畑を持っていない方は、市民農園などを借りないと栽培できません。
ですが、ぐるぐる自然菜園プランターであれば、畑が無くても野菜を栽培できます。
さらに、室内栽培であれば出歩くことなく室内で野菜を育てられるのでオススメです。
こちらでも、詳しく解説しています👇️

複数の野菜を栽培できる
ぐるぐる自然菜園プランターは、複数の野菜を栽培できます。
何故かというと、それぞれの野菜の相乗効果を期待できるコンパニオンプランツで育てるからです。
例えば、トマトといっしょにネギを植えると、ネギの根に共生する微生物の働きでトマトの病気や連作障害を防いでくれます。
また、ネギは下から5cm上をカットして葉の部分を食べてもまた生えてきます。
自然循環を室内で体験できる
ぐるぐる自然菜園プランターは、室内で自然循環を体験できます。
「ぐるぐる」と名が付くように腐葉土や残渣を微生物に分解して土が育っていく自然循環を利用しています。
自然循環は、草を虫や微生物が土に分解し、その土で植物が育ちます。
そして、花になり実となり種を残し、枯れても次世代に繋ぎます。
室内で作るデメリット

ぐるぐる自然栽培プランターのデメリットは次の通りです。
- 栽培にスペースを取られて部屋が狭くなる
- 部屋が汚れやすい
- 野菜に虫が付いたら対処が長期化する
以下で詳しく解説します。
栽培にスペースを取られて部屋が狭くなる
ぐるぐる自然菜園プランターは、ある程度のサイズのプランターを使います。
多層構造を作ることで、根の張りが良くなり水の吸い上げる力と根のネットワークが形成されて、のびのびと植物が育ちます。
しかし、ぐるぐる自然菜園プランターで今回使用するサイズは
容量30L :幅650×奥行320×高さ320mm
思っていたよりも大きいので、生活空間を圧迫されかねません。
部屋が汚れやすくなる
室内栽培を始めると、どうしても汚れやすくなってしまいます。
底面給水プランターに培養土などを入れる時や、給水時にどうしても汚れたり濡れたりします。
培養土と資材を混ぜる時も、プランターに入れる時も、育った野菜を収穫する時も多少は気になることがあります。
ですが、それが原因で病気になったり、お腹を壊したりすることはありません。
人の免疫力は、その経験を蓄積し対処していける機能が備わっています。
野菜に虫が付いたら対処が長期化することがある

室内栽培していると、いつのまにか野菜に虫が付いていることがあります。
虫にとっては食べ物が野菜しかないのと外敵がいないことで、一度発生するとあっという間に繁殖してしまいます。
私の栽培環境では、ネギにアブラムシが付いていました。
発生原因は、畑で収穫したネギに付いていたアブラムシが繁殖し、それが飛んできてプランターのネギに付いて繁殖したと推測しました。
その時は、適宜取り除く必要があるので、こまめに様子を見るのが重要になります。
ぐるぐる自然菜園プランターの作り方

室内版ぐるぐる自然菜園プランターの作り方は次の通りです。
以下で手順を詳しく解説します。
手順1:栽培に必要な道具・資材を用意する

最初に、ぐるぐる自然菜園プランターで使う道具や資材を用意します。
室内栽培に使用するプランターや道具一覧
栽培に必要な道具は次の通りです。
- 底面給水プランター(30Lの容積で水容量ができるだけ多いもの)
- ジョウロ(4L以上)シャワーノズルを取り付けできる物
- 目盛り付きのバケツ(5L)資材の計量用
- プラスチック製のテミ(2つあると移し替えや混ぜるのに便利)
- ※ハサミ(ステンレス)収穫や芽かきなど
- ※移植ゴテ(ステンレス)植え付けや根菜類の収穫用
- ※霧吹き 葉に吹きかけたり、表面を湿らせる
※の道具があるとお世話が楽になります。
室内栽培に使用するプランターや道具の金額
道具に掛かる金額は以下になります。(2025.03.30.時点)
プランターや道具 | 金額 | 特記事項 |
グリーンパル 給水式菜園 プランター650型 コロ付 | 1,136円~1,982円 | 土容量:約30L 水容量:約7.5L |
ジョーロ 4~6㍑ | 約1,000円前後 | シャワーノズル兼用を推奨 |
目盛り付きのバケツ 5㍑ | 約1,000円前後 | 1㍑刻みの目盛り付きを推奨 |
プラスチック製のテミ 2つ | 2つで約1,000円前後 | 小ぶりで40cm幅を推奨 |
※ハサミ(ステンレス) | 約1,500円前後 | 文具系の小さい物は非推奨 |
※移植ゴテ(ステンレス) | 500円前後 | ステンレス製の物を推奨 |
※霧吹き | 110円 | 100円ショップの物でOK |
※ビニール手袋 | 1箱100枚/4箱 1,000円前後 | 100円ショップの物でOK |
道具の合計(誤差あり) | 約7,000円~8,000円 | ※抜きで約4,000円~5,000円 |
※は代用可能です。
室内栽培に使用するプランター資材一覧
プランター用の資材は次の通りです。
- 野菜用培養土(金の土)約21L 継ぎ足しするのでもう少しあると良い
- 赤玉土(大粒)約2L 他の資材と混ぜて通気性🆙
- 赤玉土(中粒)約3L 他の資材と混ぜて通気性🆙
- もみ殻くん炭(1L以上)適宜使うので3Lは欲しい
- 腐葉土(2L以上)適宜使うので6Lは欲しい
- ゼオライト 約300g 保水性と栄養分流出防止効果が🆙
- 発酵油かす(粉)80g 適度に加えることで根張り🆙
- バットグアノ(粒でも粉でも良い)1.45kg 他の資材と混ぜて肥沃度🆙
- ※バーミキュライト 2L 保水性と好光性種子の発芽率🆙
- ※超発酵油かす(中粒)1袋/1.5kg ゆっくり分解されてより成長する
※は種を植えるときに使います。
室内栽培に使用する資材の金額
資材に掛かる金額は以下になります。(2025.03.30.時点)
必要な資材 | 金額 | 特記事項 |
有限会社カネア 野菜用培養土『金の土』 約21㍑+α | 16㍑×2…2,600円+送料 16㍑×3…3,900円 (送料無料) | 無農薬栽培に向く 有機培養土『金の土』推奨 |
赤玉土(大粒)約2㍑ | ネ)2㍑…約300円前後 ホ)14㍑…348円 | ネ)少量で購入できて割高 ホ)安く購入できるが余る |
赤玉土(中粒)約3㍑ | ネ)5㍑…約600円前後 ホ)14㍑…348円 | ネ)少量で割高 ホ)安く購入できるが余る |
もみ殻燻くん炭(3㍑を想定) | ネ)5㍑…約1,000円前後 ホ)14㍑…602円 | ネ)少量で割高 ホ)安く購入できるが余る |
腐葉土(6㍑を想定) | ネ)5㍑…約700円前後 ホ)14㍑…398円 | ネ)少量で割高 ホ)安く購入できるが余る |
ゼオライト 約300g | ネ)0.9㍑…約1,000円前後 ホ)10㍑…1,408円 | ネ)少量なら良いが割高 ホ)多すぎる |
発酵油かす(粉)80g | ネ)0.7㍑…約1,000前後 ホ)5㍑…1,408円 | ネ)少量なら良いが割高 ホ)多すぎる |
バットグアノ(粒or粉)1.45kg | ネ)1kg…約600円前後 ホ)5kg…1,188円 | ネ)少量なら良いが割高 ホ)安く購入できるが余る |
※バーミキュライト 2㍑ | ネ)2㍑…約200円前後 ホ)14㍑…602円 | ネ)少量なら良いが割高 ホ)安く購入できるが余る |
※超発酵油かす(中粒) 1袋/700g | ネ)中粒/700g…約500円前後 | ネ)すぐに見つかる ホ)近場に無い |
資材の合計(誤差あり) | 約7,900~9,000円 | ※を抜くと約6,700~7,800円 |
※は栽培中に使う資材 ホ)ホームセンター ネ)ネットショップ
手順2:くん炭腐葉土を作る

ぐるぐる自然菜園プランターには、くん炭腐葉土をよく使います。
なので、プランターに土を敷く前に、くん炭腐葉土をあらかじめ作っておきましょう。
腐葉土は、落ち葉を発酵させた堆肥の一種で、微生物が豊富です。
もみ殻くん炭は、米のもみ殻を炭化させたもので、水はけや通気性が上がります。
くん炭腐葉土は、ゴロゴロ層や表層に薄く敷き詰めたりするので、余らせても問題ありません。
今回必要なのは3Lなので、腐葉土2L:くん炭1Lの割合で予め混ぜておき、更にゼオライト300gを加えておきます。
目盛り付きのバケツで計り、テミの中で混ぜると楽チンです。
また、ブルーシートなどを敷いておくと万が一汚れても安心なのでオススメです。
手順3:ゴロゴロ層を作る

まずは、くん炭腐葉土と赤玉土(大粒)でゴロゴロ層を作ります。
プランターの底に手順2で作った、くん炭腐葉土2Lと赤玉土(大粒)2Lを混ぜて3cmほど敷きます。
腐葉土というのは、濡れると空気が通しづらくなる性質を持っていて、もみ殻くん炭・赤玉土(大粒)を混ぜることで空気が通りやすくなります。
さらに、ゼオライトを混ぜることで保肥力が上昇し水はけが良く、尚且つ肥沃な土で野菜を栽培できます。
それだけでなく、ゴロゴロ層は受け皿から毛細管現象で水を吸い上げる特性を持っています。
なので、栽培中に長期間不在で水やりできなくても受け皿に水が溜まっていれば、数日は水不足で枯れることはありません。
手順4:熟畑腐植層を重ねる

手順3で敷いたゴロゴロ層の上に熟畑腐植層を作ります。
プランター中央に幅5cmの発酵油かす(粉)80gを一筋巻きます。

その上に手順2で作っておいた、くん炭腐葉土1Lを被せて蓋をします。
根が油かすに触れてしますと、根腐れや病気の原因になるので必ずくん炭腐葉土を敷いてください。
そうすることで、野菜の根が油かすに直接当たらず、根から分泌される根酸でゆっくりとアミノ酸などに分解され吸収されます。
更に、同じプランターで栽培を繰り返すと腐植と団粒構造が進み、ぐるぐる自然菜園プランターが何年も疲弊せずに野菜が美味しく育ちます。
手順5:作土層下部を作る

手順4で敷いた熟畑腐植層の上に作土層下部を作ります。
赤玉土(中粒)3Lと金の土2.7L、バットグアノ200g弱を混ぜて5~10cm入れます。
バッドグアノは、コウモリの糞などが化石化した天然の特殊肥料で、植物の根から分泌される根酸によって吸収されます。

また、何cm入れたか分からなくなるので、私の場合は串に印を付けてどのラインまで入れたか確認しながら作業すると迷わなくなります。

空気と水の通り道を作るため、土を入れたらまんべんなく5本の指を立てて穴をあけて行きます。

手順6:作土層上部を作る

次に金の土18L、バッドグアノ1.25kgをまぜて作土層上部を作り、手順5で敷き詰めた作土層下部の上に積み重ねます。
印を付けた串は指したまま使用し、2~3回に分けて入れて行きましょう。
そして、5cmほど入れたらまた5本の指を立てて穴をプランターのすみずみまであけ、シャワーノズルの付いたジョウロで水をまんべんなく静かにかけます。

土の中にしっかり通り道ができているので、溜まること無く水がしみ込んでいくと思いますが、
シャワーノズルの付いていないもので勢いよくかけてしまうと、せっかく指であけた通り道が
塞がってしまうので、ノズルを付いたもので静かにかけてください。

それを、2~3回くりかえし積み重ね敷き積めていきます。
手順7:水をかけて馴染ませたら完成

最上部は、栽培中にくん炭腐葉土を薄く敷き詰めるので、数cmは必ず余裕をもたせておきましょう。
最後に上からもう一度、静かに水をたっぷりとかけます。
底面に水がたまり始めたら、ぐるぐる自然菜園プランターの完成です。
室内でぐるぐる自然栽培プランターを始めて見よう

以上のように、ぐるぐる自然菜園プランターを作ってみました。
参考にした書籍は室外向けに作られたものなので、室内栽培で野菜が上手く育つのかわかりません。
しかし、土が育つにつれて長期的に循環する仕組みが出来あがっているので、思い思いに実際に栽培してみて改良していくのも面白いですね。
今後は、成長の様子を記事に書いて行きますので楽しみにしていてください。
また、内向型や引きこもりで人間関係を上手く築けなかったり、疲れきっている方にも室内栽培はオススメです。
- 内向型で上手く人間関係を築けない方
- 引きこもりで外に出れない・出たくない方
詳しくは、こちらで解説しています👇️

こちらで、引きこもり・内向型に向けたアンケートを実施しています👇️
まとめ
以上、室内でぐるぐる自然菜園プランターの作り方を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
まだ栽培に慣れていない初心者のうちは、本記事で紹介した作り方をぜひ参考にしてみてください。
改めて、室内版ぐるぐる自然菜園プランターの作り方は下記の通りです。
「野菜を育ててみたいけど、菜園を持っていない」
「市民農園の予約待ちでなかなか始められない」
「引きこもりや内向型で外に出たくない」
そんな状況を感じているあなたは、むしろチャンスです。
例え、上手く育たなかったとしても再生すれば、同じ土で何度でも挑戦できます。
長い目で、気長に取り組んでみてください。
きっと、より彩りある生活になっていきます。
参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。