【室内栽培】日本ほうれん草を育ててみた
こんにちは!スジナタです。
「室内栽培をしてみたいけど、自分にできるか不安…」
「ほうれん草を育ててみたけど、うまく育たなかった理由が知りたい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私もプランターを作って、最初に育ててみたのが日本ほうれん草でした。
実際に育ててみると、栽培環境を少し工夫することで、室内でもしっかり育てることができました。
この記事では、室内プランター栽培で日本ほうれん草を育ててみた実体験をもとに、
「なぜ育ったのか」「どんな環境を整えたのか」をわかりやすくお伝えします。
この記事は、
- 室内栽培を始めてみたいけれど、自信がない
- ほうれん草がうまく育たなかった原因を知りたい
- プランターで育てやすい環境の作り方を知りたい
の悩みに対してお手伝いできましたら幸いです。
🌱こちらは、なぜ室内栽培をするのか?を解説した記事です🌱
目次
Toggle室内栽培でも日本ほうれん草はしっかり育つ

日本ほうれん草をどこまで育つか試してみたら、トウ立ちするまで育ってくれました。
とてもありがたいことです。
どうやら、温度や土質と混植の長ネギの相乗効果かもしれません。
詳しいやり方は後述するので、最後までお読みいただければ幸いです。
日本ほうれん草が育った理由は「栽培条件」が合っていたから

日本ほうれん草がトウ立ちするまで育ったのは、栽培条件が整っていたからと思われます。
ほうれん草はヒユ科の植物で、現在は西洋種・東洋種と交雑種の3種類あります。
葉が丸いのが西洋種、刃先が槍のように尖ってギザギザしているのが東洋種。
今回、育てたのは東洋種の日本ほうれん草で、赤い根とアクが少ないのが特徴です。
ほうれん草が育つ環境や特徴は以下の通りです。
- 原産地:アフガニスタン周辺の中央アジア
- 根の形状:主根深根型(太くて深く伸びる主根の横に側根が生える)
- 適地:肥よくでpH6~6.5の弱酸性~中性の土壌(水はけの良い乾いた土地)
- 発芽適温:10~20℃(果皮に発芽抑制物質が含まれている)
- 生育適温:10~20℃(寒さに強く、暑さに弱い)
- 繁殖方法:他家受粉・雌雄異(しゆういしゅ)/雄株(おかぶ)雌株(めかぶ)
- 種の寿命:約 2~3年
- 特徴:土や肥料の好みが激しく、肥よくな土地を好み、アルカリ土壌でも育つ。肥料を与えすぎると、えぐ味が出る。
室内で育てる場合は、土をたっぷり入れられる底の深いプランターで栽培するのがオススメです。
以下で育った環境を詳しくお伝えします。
室内で日本ほうれん草を育てる環境づくりのコツ

ここでは、日本ほうれん草が育つ環境を室内で疑似的に整える方法をお伝えします。
室内で日本ほうれん草が育った環境は以下の通りです。
- 大容量の底面給水プランターで畑を模した構造で育てる
- 気温を15~20℃の範囲が最適
- 種を水に1日浸して植えると発芽率アップする
- 育成ライトで6~7時間まで照射する
- 土を乾き気味にしつつ、水を切らさない
- 室内の空気を適度に循環すると良く育つ
以下で詳しく解説します。
大容量の底面給水プランターで育てる

大容量の底面給水プランターで栽培すると日本ほうれん草はよく育ちます。
底面に貯まった余り水が浸透圧で上がり、土の水分を保ってくれるので
植物はスクスクと育ってくれます。
ただし、植物の生長に伴い水の消費が激しくなるので、こまめに土の湿り気と底面の水管理をしましょう。
気温を15~20℃の範囲が最適

ほうれん草の最適な生育適温は15~20℃になります。
原産地がアフガニスタン周辺の中央アジアで、涼しく乾燥している土地で育ちます。
ほうれん草の茎や葉には毛茸(もうじ)と言われる毛が生えていて、そこに空気中の水分を吸着して水分補給することもできます。
他に、毛を発達させた植物はトマトも含まれます。(原産国:アンデス山脈高原地帯)
乾燥しやすい地域で生息するほうれん草は、自然界で生き残る戦略として
毛を発達させて水を確保していたと推察できます。
種を水に1日浸して植えると発芽率アップする

ほうれん草の種を水に1日浸すと発芽率アップします。
なぜかというと、ほうれん草の種には発芽抑制物質が含まれているので芽が出にくくなっていて、原産地がアフガニスタン周辺の中央アジアという過酷な環境に適応してきたので、確実に育つ環境になるまで発芽せず、命を残す生存戦略をとってきました。
アフガニスタン周辺の中央アジアは乾燥する地域なので、雨がたっぷり降ると種に含まれる発芽抑制物質が流れることで、確実に生長する環境で発芽します。
しかし、水に浸しすぎると発根した根が伸びすぎてしまい、植えるときに傷つけてしまうことがあるので浸しすぎに注意が必要です。
以上のことから、ほうれん草の種を水に1日浸すと発芽率アップします。
育成ライトで6~7時間まで照射する

照らす育成ライトは6~7時間が最適な照射時間です。
ほうれん草は、日照時間が9~12時間以上になるとトウ立ちしてあまり大きくならず
筋張ってしまいます。
本来、植物は「発芽➡葉を多く伸ばす➡茎が固くなり生長が止まる(トウ立ち)➡花を咲かせて受粉➡実をつけて種を残す」
という段階を経て種を残します。
しかし、ほうれん草は日照時間が多いと
「種を残せる時期になった!すぐに大きくならなきゃ!」
と感じて、十分生長しないうちに種を残すフェーズに入ってしまいます。
(これを人に例えると、第二次成長期に似ていますね。)
なので、大きく生長させるには6~7時間ほどの日照時間を管理するのが最適です。
土を乾き気味にしつつ、水を切らさない

ほうれん草は、乾き気味にしつつ水を切らさない方法が上手く育つ秘訣です。
前述したとおり、アフガニスタン周辺の中央アジア原産のほうれん草は
乾燥した大陸性気候と夏と冬の寒暖の差が非常に激しい地域で育ちます。
アフガニスタン周辺地域の気候は以下の通りです。
- 夏は40℃近い猛暑
- 冬はマイナス10℃以下に冷え込む
- 年間を通して雨が少なく湿度が低い
- 北の平野部や高地では雪が降る
以上のことから、ほうれん草が育つ環境は
乾き気味で水分を切らさないことで上手く育つ秘訣です。
室内の空気を適度に循環すると良く育つ

ほうれん草を含め、植物は空気を適度に循環すると良く育ちます。
植物は、微風を受けるだけでストレスを感じ、生長ホルモンを分泌して茎が太く強くなります。
なぜかというと、細いままでは株元に少し力が加わるだけでアッサリ折れてしまうからです。(徒長と言われる株元から細い茎が伸びた状態)
なので、植物は微量な揺れ運動刺激を受けると茎を太く短く、節間(せっかん)を詰めて育つことで、風の影響を最小限にすることで倒れることなく強く育つことができるのです。
それに、光合成に必要な二酸化炭素と気孔(きこう)から蒸散(じょうさん)された
湿気の滞留を防ぎ、徒長や病害虫の防止が期待できます。
上記のことから、植物は空気が循環することで強く太く育ちます。
室内でも日本ほうれん草は十分育てられる

室内でも日本ほうれん草は十分育てられます。
前述したとおり、気候を原産地である「アフガニスタン周辺の中央アジア」に近づけることで、生き生きと元気に育ちます。
簡単にまとめると、以下になります👇
以上のようにすると原産地の環境で育てることができます。
まとめ|室内栽培は環境を整えればうまくいく
いかがだったでしょうか?
初めて日本ほうれん草を知った方も居られるかもしれません。
・植えてみたけど、芽がなかなか出ない
・芽が出たけど大きくならない
・なんだか元気がない
など、そんな状況を感じているあなたは、むしろ、成長のチャンスです。
長い目で、少しずつ取り組んでみてください。
以下がこの記事のまとめです👇
近年、異常気象で気温が安定せず、栽培が厳しくなってきています。
しかし、栽培を続けていくことで野菜の育ち方が分かり、どんな植物でも環境次第でスクスクと生きる姿が学べます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
