自閉症スペクトラム 広告

自閉症スペクトラム障害について知ってもらいたいこと5選

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こんにちは!

スジナタです。

初めて記事を投稿するのにかなり時間がかかりました。

今回は、まだ記事作成に慣れていないので自分のことを書いて行こうと思います。

この記事は、

・自閉症スペクトラム障害って何?
・自閉症スペクトラム障害の当事者はどんな事を感じているの?

という疑問を解決できたらと思います。

スジナタ
スジナタ
この記事は、自閉症スペクトラム障害について説明します。

結論・薬では治らない

発達障害全般に言えることですが、生まれつきの障害なので薬では効果がないのです。

それでもADHDや二次障害に対して処方されることがありますが、

症状を抑える為の物なので根本的な解決はありません。

 

自閉症スペクトラム障害は生まれつきの強烈な個性であって治療法はない!

自閉症スペクトラム障害(以下ASD)は

発達障害を含めて生まれつきの個性があります。

スジナタ自身がASD当事者なので自覚のある範囲で説明していきます。

精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)では、

下記の二つを満たすとDSM-5では定められています。

 

コミュニケーションの障害

言葉の意味やニュアンスが理解できない

冗談や皮肉、お世辞が通じにくい

曖昧や適当な表現が苦手

視線が合わない

表情が乏しい

 

物や行動・興味・関心な事柄に執着する(こだわり)

生活習慣・規則的な行動・物に固執(こしつ)し変化に弱い

あいまい、急な予定の変更(計画・物の配置)などは苦手

気持ちの切り替えや発想の転換は苦手

 

他にも以下の特性があります。

社会性の障害

ASD当事者は相手の気持ちや意図を想像したり、

その場の「空気」や、しきたりなどの「暗黙のうちに成立している社会的ルール」を理解するのが苦手です。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(五感の過敏・鈍麻)

視覚過敏

私は、自発光や反射光に痛みやストレス・視線をとられ、それを避けるために目を細めていたら周りから「眠そうな様に見える」と言われた事があります。

聴覚過敏

私は、環境音(物音・足音・服のすれる音・雑踏など)の情報処理が上手くできません。

人の発する言葉と環境音が混ざって聞こえるせいで上手く聞き取れずに聞き返したり、勘違いしたりします。

嗅覚過敏

私の場合は、昔の記憶と臭いの結びつきが強く、その時嗅いでいた臭いを嗅ぐだけで当時の記憶が鮮明に浮かぶ事があります。

親の作った豚汁に入れた隠し味の焼酎を言い当てた事があります。

味覚過敏

味覚はあまり自覚がありません。

触覚過敏・鈍麻

私の場合は、炭酸飲料のシュワシュワした発砲感が痛く感じてしまったり、

肩を軽く叩かれたり、入浴時に背中を擦るだけでも痛くてあまりお風呂に入れません。

逆に、腕をペンチで思いっきりつねっても痛くありません。

自閉症スペクトラム障害とは発達障害の一種

実はASDというのは精神障害の一種で、

・注意欠陥(欠如)多動性障害(ADHD)
・自閉症スペクトラム障害(ASD)
・学習障害(LD)

という代表的な障害が含まれる総称が発達障害です。

これに加えて、体の動かし方の不器用さ、我慢していても声が出たり体が動いてしまったりするチック、一般的に吃音と言われるような話し方なども発達障害の特性に含まれます。

スジナタ
スジナタ
ただし、単体の症状だけで発達障害と断定してはいけません。

 

自閉症スペクトラム障害は知能に障害が無くても診断される

誤解されやすいのが自閉症とASDです。

簡単に説明すると

自閉症は知能に遅れがあって自閉傾向もあると診断されます。

ASDは知的遅れが無くても自閉傾向があると診断されます。

数年前までは、

・自閉症
・高機能自閉症
・アスペルガー症候群
・広汎性発達障害(PDD)
・特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)
など

という名称が、発達障害の枠組みの中に含まれていましたが

現在では、一括りにスペクトラム(連続体)になっています。

ただ、自閉傾向があまり出ていない人もいて、

この後に説明するグレーゾーンの人たちもASDに含まれることになり診断される可能性があります。

自閉症スペクトラム障害は二次障害も併発する

ASDは社会性の障害もあり、

自分の個性を社会に合わせて行くうえで二次障害が出てきます。

また、自閉傾向が薄く、

二次障害が仕事や生活に支障が出てから医療機関などで診断してもらって初めてグレーゾーンだったというパターンもあります。

それを以下で説明します。

パニック症状

いつもと同じ環境であれば安定していますが、環境や状況の変化によって不安な感情が込み上げてきて、パニック状態になって周りが見えなくなります。

それらから対処するために、反復行動やストレス発散行動をとる事があり、周囲からは奇異の目で見られた事もあります。

 

職場・学習環境の情報処理不足による頭痛・疲労

上記に書いたとおり、反射光や環境音などによって眩しさや雑踏を常に耐え続けてしまい、頭痛や疲労を抱える事になります。

フラッシュバック

ASD当事者の中には長期記憶に強くて、短期記憶に弱いという特性があります。

その為か、昔の出来事が感覚過敏な特性でフラッシュバックを引き起こして対人関係を築きにくいこともあります。

私の場合は、数分前に言われたことが思い出せなくなるのに、数年前に言っていたことがすぐに鮮明に思い出せて、周りに驚かれたことがあります。

 

まとめ

いかがでしたか?

「何だそれ!めんどくさい!」

「じゃあ、どうしたらいいの?」

「大丈夫だよ。休んだら何とかなるよ。」

と思いましたか?

ASD当事者は、

人の気づかない事に感じていたり

人にとって当たり前の様に解かることがわかりません。

原因は遺伝的要因が強いと言われていますが、

根本的な治療法はありません。

ASD当事者すべてがこうではないので一概には言えないのですが、

スジナタ自身の経験してきたことを参考に書いたので少しわかりづらかったでしょうか?

少しでも自閉症スペクトラム障害に対してのモヤモヤを解消出来たら幸いです。

以上!

ABOUT ME
スジナタ
30代パイプスモーカーのスジナタです。 自閉症スペクトラム障害の特性の一種、感覚過敏・感覚鈍麻があって普段からサングラスやノイズキャンセリングイヤホンを活用しています。 ・医者の勧めで、精神障害保健福祉手帳3級を所持。 ・障害をオープンで働き、フルタイムで手取り平均月15万達成し、副業としてブログ運営開始。 ところが、R5年春にストレスで適応障害を再発し、どうにかこうにかやり過ごしていたが、ドクターストップ✋が出てしまい退職。 療養中に見ていた動画から自己理解プログラムを受講開始。 現在は、自己理解プログラムを修了し、自分のコンパスで突き進み始める。