豪雪地帯では、ほぼ必須の4WDとスタッドレスタイヤ。
どれか一つ欠けると大変なことになります。
今回は過去に起きた故障事例についてお話します。
2WD ⇒ 4WDに切り替えできなくなった
私の地域では、年末年始ごろに雪が降り積もり、年明けには雪の中から出勤することが多いです。
それに、国道から職場まで数百メートルもあり、冬場は常に4WDにしていました。
パートタイム4WDとは
ジムニーはパートタイム4WDを備えた車で、後輪駆動(2WD)から4WDに切り替えることができます。
その仕組みは、エンジンの吸気・排気の動力を利用して前輪を駆動させる機構を備えていて、エンジンが動いていないと4WDに切り替えることができません。
また、私のジムニーはJB23の後期型でインパネに切り替えボタンがあり、それを押して切り替えることが出来ます。
切り替え出来なくなった状況
いつもは、4WDに切り替えたままでエンジンをかけると、4WDランプが『消灯or点滅⇒点灯』するはずでした。
しかし、2~4分経っても4WDランプが点滅したままで、出勤時間も迫っていて焦りました。
仕方なく2WDのまま出発し、後輪がやや滑る感覚に怯えながらも移動中に点灯することを祈りましたが職場に着いても点滅したままでした。
私は不安を感じ、行きつけの整備工場に連絡して見てもらうことにしました。
原因:エアロッキングハブの負圧ホースが抜けていた
整備工場に確認してもらったところ、どうやら画像のホース2本並んでいる内の1本が凍結か何かで外れ、エアー漏れしてた様です。
確かに、タイヤハウスに雪が付いたまま通勤や買い物に行き、駐車場に停めても雪は取り除かない状態でした。
そのおかげで、エアーホースが外れてしまったとしても、納得がいきます。
ちなみに、修理費は6,000円ほどでした。
対処法:駆動輪にタイヤチェーンを装着する
整備工場に持って行くには雪の状況が悪く、除雪作業も追いついていないことが多いので
予め買っておいたタイヤチェーンを装着することにしました。
ただ、最高速度は30~40km/hまでにしないとチェーンが切れたり、渋滞の原因になりかねないので安全運転を心がけて運転してくだい。
まとめ
これまでジムニーを数年乗ってきて初めての故障でしたが、あらかじめ想定していれば難なく対処できます。
ジムニーは頻繁にフルモデルチェンジしない車種で、しかも2世代前のJAジムニーですらいまだに部品供給されていて、とても寿命の長い車です。
この記事を参考に、長く乗り続けられる良いジムニーライフを送っていただけたらなと思います。